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What is RCA? / RCAとは?

【魅力あふれるお洋服】と【お客さまの想い】それぞれに最も適したサービスを提供してお客様に心から喜んでいただきたい。RCAはそんな想いを実現するためのクリーニング業の枠を超えた職業形態を模索・研究しています。

 わたし達は、お洋服の状態とお客様の想いを正しく把握できてこそ成立する最適なサービスの提供という基本原則をもとにして、今我々が従事しているクリーニング業をリ・クリエート(再創造)します。

 

 いま我々が携わっているクリーニング業は、デザインや汚れやご要望などそれぞれに全く異なっているお洋服を、着用状態をきちんと把握することなく、作業者の判断に基づいて「洗う」という作業を必ず行うことで復元しています。

 

 こうした一見して画一的サービスを提供している業態が長年消滅せずに続いていたということは、お客様からそれなりの評価をいただけていた証拠ではありますが、その一方で、近年その市場は大きく縮小しております。このままではお客様がクリーニング店に行かなくなり、我々の活躍の場が否応無く消滅してしまう可能性も出て来ます。

 

 この市場の縮小をくい止め、新しい市場を開拓し職業全体としての市場を拡大させていくためには、お客様のご要望に対する最適性の向上を図る新しい商品の開発とその認知が必要不可欠なこととなるのだと思われます。

 

 新しい商品とは、今までの作業サービスの技術的あるいは精神的負担分量の異なるサービスのことであり、具体的には「ポリウレタン製品のウェット」「アパレル整形仕上げ」「シミヌキ」「ブラシ掛け」etc...など様々あり、これらは言うなれば今までにも普通に行なってきた作業でもあります。

 

 ただ、今の業態でこれらの作業負担をきちんと理解していただき、それに見合った対価をいただけているかとなると疑問であると言わざるを得ないのではないでしょうか。画一的なクリーニング料金になっていたり、お客様にご了解いただくことを諦めて低料金になっていたり、簡単な作業なのにデラックス料金で高額になっていたり・・・

 

 ではなぜ、このように作業に見合った適正料金をクリーニング業界はいただけていないのでしょうか?

 

 それは前述のとおり、商品としてお客様にきちんと薦めていないし、選んでいただけていない、そして結果として作業者が勝手に商品を提供しているという「商品認知」を怠っているからであると考えられます。

 

 この他業界では至極当たり前のことを行うためには、お客様から預ったお品物はすべて「洗う」という作業をするという考えから抜け出して、「洗う」ことは最終的な復元手段であり、それ以前の作業として「お手入れ」という復元手段が存在することをはっきりと打ち出すことが大切であると思われます。

 

 そうすることでお客様のお品物の状態に最も適した処置法を探す「診察」という工程が必然的に生まれることとなり、そこで初めてお品物に最適な復元処置方法がお客様合意のもとに決定されることになるのです。

 

 そしてこの診察工程の成立により商品メニューの幅が広がり、お客様のお洋服とその想いにより適したサービスの提供が実現できるようになるのではないかと考えています。

 

 このように衣服の汚れ落としとしての業態から脱却し、衣服の美的価値の保全を提供する業態に生まれ変わることが、我々の職業だけではなく社会全体の衣生活の発展に繋がっていくのだと我々RCAは考え、実現に向けて精力的に活動しております。

History

History/Activity content これまでの歩みと主な活動内容

これまでの歩み
 

昭和52年(1977年)

全国クリーニング環境衛生同業組合(現・全国クリーニング生活衛生同業組合)より、業界の指針として「クリーニング業界ビジョン」が発表される。同年に、都青会5ブロックのメンバーで「ビジョン研究会」を発足させる。

 

平成元年(1988年)

門戸を開放し、より深く業界ビジョンを研究するために「21世紀こだわり想クラブ」を発足する。

 

平成13年(2001年)

新世紀を迎え「リ・クリエート アソシエーション」として装いも新たに活動を始める。

主な活動内容

昭和52年(1977年)

全国クリーニング環境衛生同業組合(現・全国クリーニング生活衛生同業組合)より、業界の指針として「クリーニング業界ビジョン」が発表される。同年に、都青会5ブロックのメンバーで「ビジョン研究会」を発足させる。

 

平成元年(1988年)

門戸を開放し、より深く業界ビジョンを研究するために「21世紀こだわり想クラブ」を発足する。

 

平成13年(2001年)

新世紀を迎え「リ・クリエート アソシエーション」として装いも新たに活動を始める。

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